メッキ槽フードの改良
フード・ダクトに関する事例
メッキ槽の洗浄作業
問題・導入経緯

【改善前】
炉内のメンテ(焼き入れ)作業時に炉蓋を開放するため、大量の粉塵と高熱を発生。
集塵設備は作業場上部に設置された全体換気設備のみであったため、作業者が粉塵と高熱に暴露されながらの作業であった。
また発生した粉塵が回りに飛散、作業場の環境も悪化させていた。

改善案・施工概略
メンテ作業時のみメッキ槽の炉蓋上に移動出来るフードを設置。
フードの移動はレール式とし、作業員が手動で移動できるものにした。
吸い込みには既設の全体換気用のファンを切替方式にて用い、新たなファンの設置は行わないようにした。
前面は不燃カーテンを用い、作業により開口を調整できるようにした。
【改善後】

結果
改善したことにより粉塵、高熱に暴露されずに作業が実施できるようになった。